縁。

市で買ってきた本を店に積んでいたら、いつのまにやら本が山積み。
値段をつける前にそのへんに山積みになっています。
最初のなんも無い店の中がウソのようです。
今月中には棚を増やして納めきりたいところです。


うちにいらっしゃったお客さんがそのなかから値段をつけてない本を連れてきます。
値段はネットみたり、だいたいの値段でつけてますがあとで考えるとだいぶ安めだったり、商売人としては失格です(笑


とはいえ、ウチにきた本がすぐに連れてっていただけるのも、見つけていただいたお客さんと本に縁があってのことでしょう。
せっかく見つけてもらった本とお客さんをかなしませちゃいけねえ!
そう思ってつい値切っちゃうのですよね。いや、お客さんじゃなくて私が。


古本探していると縁を感じる時があるのですよ。見つかる時は簡単に見つかったり、たまたま手にした本が面白くてその人に夢中になったり。
反対に見つからない時はみつからない。まさに縁があったりなかったり。


古本との出会いは一期一会、ここであったが百年目、江戸の敵を長崎で、探すのをやめた時見つかることも良くある話で、などと縁に関わることばは数多くありますしね。


連れていっていただいた本が良い出会いでありますように。