このきなんのききになる本

ブルショット (ミステリアス・プレス文庫)

バーテンダー 1 (ジャンプコミックス デラックス)

「バーテンダー」という漫画があります。「神のグラス」と呼ばれるバーテンダーの物語。
独立して最初に来たお客さんはずぶ濡れの上に酔っぱらった女性。バーテンダーが「ブルショット」というカクテルを差し出すのですが....
（５巻）

この漫画読んでるとバーいってみたいなあ、といつも思うのです。いつかはトレンチコートに中折れ帽、口元に苦い笑みと背中で泣く男の美学をかもしながら、場末のバーで飲んでいる。こんな飲みかたしてみたい。
とはいえバーなんてオサレなところは気後れしてしまうので、結局気兼ねない居酒屋かウチのタタミの上でグダグダ飲むのを選んでしまうのですが。

さて漫画の中で小説の「ブルショットが」紹介されています。
漫画を読んで以来気になっていたので読みはじめてみました。

主人公はクラッシック・メルセデスを駆り女にモテる、若くして成功した金持ち弁護士。
金をだまし取られた義理の兄に泣きつかれて、取り返しにいくのだが.....

...僕と正反対の主人公の登場に、いきなり読む気なくしかけました。